
「こんにちは。クマオです!」
教員として働いていて、一番多く相談されること、それは…



「うちの子、家でまったく勉強しないんですけど、どうしたらいいですか…?」
「家で勉強しない…」という悩みを抱えている保護者さんは非常に多いです。
特に中3の保護者からはほぼ100%相談されます!笑
ということで!
- 子どもが家で勉強しなくて困っている…
- 勉強をさせるにはどうしたらいい?
- 勉強しない理由を知りたい!
こんなお悩みを持つ方におすすめの記事です。
先に言っておきますが、この質問に対する「これだ!」という答えはありません。
それはなぜか?
子どもはみんな違うからです!
その子どもにあった勉強方法を見つけてあげるのが最も大切です!
それでは、家で勉強させる方法を見つけるためのヒントを教員の立場からお教えします♪
結論:勉強させるには「親」の助けが重要!



「勉強しなきゃいけないのは、わかってるんだけどね~」
実際、「勉強しなくていい」と思っている子どもは少ないです。
勉強は大切ということは理解しているが、勉強に向かうことができないのです…。



「じゃあ、なんでしないのよ?」
勉強しない理由は「子どものやる気」だと考えている保護者が多くいます。
実はそれだけではないのです…。耳の痛い話ですが…。
実は親の問題でもあるのです。
子どもが学校で勉強するのはなぜか?
一番の理由、それは「先生」がいるからです!
もし先生がいなければ、学校であったとしても子どもは勉強しません…。
だって、勉強嫌いな子が多いですから!笑
子どもは、勉強しなくていいなら、勉強しません。



「クマオもできれば勉強したくなかったです!」
では、家における先生の役目は誰なのか?
そう、親です!逆を言うと、
親の努力次第で子どもは勉強するようになる!
ということです。
では、親がやるべきことは何か?
それは、最初にもお話した「子どもにあった勉強方法を見つけてあげる」ことです!
では、自分の子どもにはどんな方法が合っているか考えていきましょう!
学習支援教材を使うのも1つの方法ですので、気になる方はこちらの記事もご覧ください。
1. 環境を整えてあげる


家で勉強させる際、「勉強を始めさせる」ことが一番大変です。
そのために、勉強ができる環境を整えてあげることが非常に大切です!



「子ども部屋もあるし、学習机も買ってあげたし…」
もし、こう思っているならば申し訳ありませんが不十分です…。
なぜかというと、勉強を始めやすい環境は「子どもの学習タイプ」によって異なるからです!
そのタイプを理解して、環境を整えてあげなければプラスにはなりません。
では、自分の子どもがどっちのタイプか考えてみましょう!
①自分の部屋派?リビング派??
まずは、学習をさせる場所がポイントです。
「勉強は、自分の部屋の机でやる」のが一番!
そう考える保護者の方は少なくありません。
しかし、少し前に「リビング学習」も話題となり、リビング派も増えてきました。
では、どっちがいいのでしょうか?
何度も言いますが「子どものタイプ次第」です!
それぞれどんな子どもに向いているのか見ていきましょう!
部屋学習に向いている子


部屋学習は、完全にプライベートな空間です。
自分だけの静かな場所で勉強に取り組みたいと考えている子どもにピッタリです。
その一方、完全に親の目から離れた場所ですので、「さぼりやすい」というデメリットも併せ持っています。
自分の子どもが「部屋で勉強したい」と言ったときに、「集中してやりたいから」のか「さぼりやすいから」なのかを見極めることが大切です!
リビング学習に向いている子


リビングは、家族がいる空間になります。
自分だけだとさぼってしまうので、誰かに見ていてほしいという子どもにピッタリです。
デメリットは「生活音」が聞こえるということです。だた、音があるほうが勉強しやすいと考える子もいます。
大学生が勉強するときに、「図書館で勉強(静かな空間)」または、「ファミレスで勉強(音のある空間)」を選ぶのと同じです。



「クマオは音がないと勉強できないのでリビングでしてました!」
どっちでもいいなら「リビング」がおすすめ!だたし、注意も必要!
どちらでも気にしないのであれば、クマオはリビング学習をおすすめします。
子どもの学習の様子が見れますし、子どももさぼりにくくなります。
しかし注意も必要です!
子どもが勉強するタイミングで掃除機をかけたらどうでしょうか。
いくら生活音があったほうがいい子どもでも、掃除機の音はさすがに集中力を削いでしまいます…。
子どもが勉強をするタイミングに合わせて、リビングで学習しやすい環境にしてあげなければなりません。
リビングで学習をさせるためには、子どもに合わせて親が協力する必要があることを忘れないでください。
②誘惑は極力減らす!
学習する場所が決まったら、学習の環境をさらに整えていきます。
子どもが学習する際に妨げになるもの、そう「誘惑」を減らしていきます!
これは部屋での学習もリビング学習でも同じです!
誘惑とは「スマホ、タブレット、漫画、テレビ、ゲーム」等です。
では、これらの誘惑をどうするか?それは
手が届くところ・目に入るところに置かない!
もし、スマホが手元にあるとどうでしょうか?
LINEなどの通知が鳴ると、ついつい見てしまいますよね。
漫画本が学習机の棚にあったらどうでしょうか?
ふと手にしてしまうこともありますよね。
勉強をさせるためには勉強するだけは不必要なものはしっかりと排除してあげるようにしましょう!
2. 勉強しない?勉強できない??


これで環境は整いました!!



「じゃぁ、これでもう大丈夫かしら…。」
いえ、まだ問題はあります…。
「勉強をしない子」は、環境を整えてあげることで、ある程度始めるようになります。
問題は「勉強ができない子」です。



「勉強のやり方がわからないし、やってもよくわからない…」
勉強のやり方や計画が立てられない、わからないところがたくさんある場合、子どもだけでは、どうすることもできません。
解決策としては「サポートをする」ことです!
「親」「学習教材」「塾&家庭教師」の3つが効果的です!」
それぞれ見ていきましょう!
①親によるサポート


「親が子どもの学習支援をしてあげる」という最もシンプルな方法です!
子どもも安心できますし、お金もかかりません♪
この方法が取れるなら、ベストではないでしょうか。
でも、そう上手くはいかないことも…。



「子どもの勉強のレベルが高くて教えられない…」
この悩みも多く聞きます…。
その場合は次の方法が効果的です!
②学習教材の活用


今は多種多様な学習教材が販売されています!



「最近は、絵や図がたくさん載ったものもたくさんあるよね!」
学習教材は基礎から応用まで様々なレベルが準備されています!
解説などが多いもの、問題が多いものなど色々なワークがあります。
自分の学習レベルに合わせて選ぶことができるのがいいところですね。
Amazonで「英語 ワーク 中学生」と検索すると多くの教材が見つかります!
ワークだけだと厳しい子どもには動画を用いた学習サポートも有効です!
有名なものだと「スタディサプリ(スタサプ)」があります。
スタサプの良い点は「動画で学習のポイントが観れる」というとこです!
ワーク単独よりも格段にわかりやすいです。
問題は「お金がかかること」…。
でも、それだけの価値があることも間違いありません。
さらに、このあと紹介する塾や家庭教師に比べると格安です!
スタサプについては、実際にクマオが実際に体験した感想を載せてありますので、その記事を参考にしてみてください。




しかし、ワークやスタサプにも弱点があります…。
それは「質問ができないこと」です。
そこで次のサポート手段です。
③最後の砦、塾&家庭教師


塾のシステムにもよりますが、質問することができるのが強みでしょう。
家庭教師であれば、自分専用ですので、進度に合わせて細かく勉強を見てくれます。
一番の問題は「費用が高いこと」でしょう。
しかし、塾と家庭教師は勉強しなければいけない状況になるため、嫌でも勉強に取り組ませることができます。
多かれ少なかれ効果は表れる手段だと思います!
以上3つのスタイルで、どのスタイルが自分の子ども向きでしょうか?
勉強スタイルが決まったら最後のポイントです!
3. 勉強を習慣化させる!


環境も整い、勉強のスタイルも定まりました。
あとは、学習習慣。つまり学習を習慣化させることです。
習慣化させるためには「決まった場所」「決まった時間」がポイントです!
場所に関しては、もう解決済みですので、あとは「時間」です。
決まった時間に学習をさせることが習慣化には重要になります。
決まった時間というのは「何時」だけではなく「夕ご飯の前」のような形でもOKです。
生活習慣の1つとして、しっかりと位置付けることで学習に向かいやすくなるのです。
ここでポイントですが、子どもによっては「観たいテレビがある」などと言って、時間を変更する場合があります。
それでしっかりとできれば問題ないのですが、できれば避けたほうがいいでしょう。
テレビを観させないわけではありませんよ?笑



「そんなことしたら逆効果です…」
テレビをしっかりと録画して、あとで観れるようにしてあげればいいのです!
または、ちゃんとやるなら時間の変更もOKとします!
「やるべきことをすれば、やりたいこともできる」というのがポイントです。
楽しみを奪うことはモチベーションの低下になりますので、絶対に避けましょう。
また、この習慣化は小さいときの方が習慣化しやすいです!
小学校のうちなどから意識させるといいでしょう♪
結論:勉強させるには「親」の助けが重要!
どうだったでしょうか?
子どもが勉強するためのヒントになったでしょうか。
ポイントは「子どもにあった勉強方法を見つけてあげる」ことです。
子どもの数だけ勉強法はあります!
ぜひ自分の子どもがどのタイプか考えてみてください。
また学習方法や習慣について相談して決めるのも効果的です!
今回の記事が参考になればうれしいです♪
追記:「勉強しなさい!」は禁句


よく聞くこの言葉。実際はあまり効果がないと言われています。
場合によっては、マイナスに働くこともあります!
先ほどまでの記事は、この「勉強しなさい!」という言葉を言わなくても済むようにする方法なのです。
それでも、勉強に向かない子どももいます!
そんなときは怒りたい気持ちをぐっと抑え、言い方を換えてみましょう♪
「今日は何時から勉強する予定?」
「なんの教科を勉強するの?」
このような声掛けは「勉強しろ(命令)」ではなく「何時から勉強する(約束)」になるので、効果的に働くことがあります。
上手に声掛けをしてみてくださいね♪



「ベストな方法を探してみてね!」
written by Kumao (@kumao_chan1217)
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